病気

261グラム日本最小赤ちゃん(寧々ちゃん)の今現在!障害や入院先はココ!

2018年11月27日の世界仰天ニュースで特集された、日本最小261gのりんごと同じ重さの赤ちゃん。

小さすぎて病院の人工呼吸器や点滴用のチューブも一番小さいサイズで口や血管にぎりぎり入るほどだったということで、生まれたばかりの時はそれはそれは大変だったそう。

そんな赤ちゃんは今現在どうしているのでしょうか?また入院先の病院や障害についてもリサーチしてみました。

261グラムで生まれた日本最小赤ちゃんの生まれた病院は?

日本最小の261gで生まれた赤ちゃんの名前は金城寧々(きんじょうねね)ちゃん。

うるま市の県立中部病院で生まれ、2017年2月24日に誕生し、出産後7か月もの間入院していました。

寧々ちゃんは金城勝利さん(当時40歳)と金城まゆみさん(当時40歳)が10年にも及ぶ不妊治を行い、やっと授かった命でした。

不妊治療はお金もかかりますし、肉体的、精神的にも負担がかかります。

その末の妊娠ですから、お二人ともさぞかし嬉しかった事でしょう…。

筆者も同じ子を持つ親として、10年もの不妊治療の末の妊娠と聞いて胸が熱くなりました。

bしかし、母のまゆみさんが妊娠中に妊娠高血圧症候群と診断されてしまい、母体の安全のために人工中絶を勧められたのですが、母親のまゆみさんは「この子を助けて下さい!」と産むことを決意。

その時妊娠20週で、赤ちゃんの肺が完成に近づく24週まではお腹の中で育てたいと医師たちは思っていました。

ですが…22週6日、予定日より4か月も早く出産する事に。

まゆみさんの手足がむくみ体内には水が溜まってしまい、母体の方がもう限界だったのです。。

まゆみさんが寧々ちゃんと初めて対面したのは出産の3日後。

生まれてすぐ、わが子を腕に抱きたかったことでしょう。

きっと自分を責めて泣いてしまう日もあったかと思います。

でも、保育器で小さい体ながらに頑張っているわが子を見て「泣いてばかりはいられない!」「頑張って!」と毎日声をかけに行ったそうです。

赤ちゃんにとって一番の栄養は母乳なので、なかなか出ないおっぱいを痛みに耐えて絞り、寧々ちゃんに与えました。

家族、医師たちの頑張りの成果もあり、生後半年には自力で哺乳瓶から母乳を飲めるように。

「不安だらけでしたが、どんなことがあっても2人で育てていくと決めていた。」と金城さん夫妻は話していました。

日々、少しずつ増えていく寧々ちゃんの体重に喜びを感じていたと言います。

入院中は、体があまりにも小さかったため、人工呼吸器や点滴用のチューブも一番小さいサイズで口や血管にぎりぎり入るほどだったそう。

医師や看護師も細心の注意を払っていた事でしょう。

日本最小261gで生まれた金城寧々ちゃんに障害は?

低体重で生まれた赤ちゃんや早産で生まれた赤ちゃんは、通常体重で生まれた赤ちゃんに比べて発育や発達の遅れ、注意欠陥多動や自閉症などの発達障害のリスクは高いといわれています。

また、出産後も集中治療室での治療が必要になり、寧々ちゃんの場合も、未熟な肺や心臓の成長を助ける治療や感染症の治療、未熟児網膜症の手術などが必要になりました。

一般的に低体重の赤ちゃんで問題になる事は、低体温や哺乳障害、低血糖などがあります。

週数が早く生まれた赤ちゃんほど、全身臓器の成熟が未熟で、さまざまな障害が引き起こされます。

呼吸が上手くできずに「呼吸窮迫症候群」と呼ばれる呼吸障害を生じたり、出生後しばらく血圧がうまく保てない場合もあります。

また、「脳質内出血」「脳質周囲白質軟化症」などを発症することもあり、神経の発達に影響が及ぶことも…。

そのほか、消化管の未熟性として「新生児壊死性腸炎」を発症し、嘔吐や腹部膨満、血便になることもあります。

そのほか、黄疸、未熟児網膜症からの視力障害、慢性肺疾患にともなう呼吸障害、低身長、貧血、高血圧、肥満などさまざまな合併症を発症するリスクがあるのです。

金城さん夫妻に医師が「大丈夫ですよ」と伝えることができたのは出産から3カ月後だったと言います。

それほど大変な治療に寧々ちゃんは小さな体ながら耐えたんですね。。

退院時は3290gにまで成長した寧々ちゃん。

大きなあくびをしたり、笑顔を見せたり愛きょうを振りまき、元気に退院したそうです!

退院時に特に障害は残っていなかったようですね^^本当に良かったです!

日本最小261gで生まれた金城寧々ちゃんの今現在は?

寧々ちゃんが退院したのが2017年10月2日。

という事は今現在は1歳になっています。

今現在寧々ちゃんがどのように暮らしているのかというのは調べても情報は出てきませんでしたが、筆者の予想では寧々ちゃんは特に障害もなく元気に暮らしているのだと思いますよ^^

世界仰天ニュース内ではたいてい今現在の様子が放送されますが、「今はこんなに元気に過ごしています!」ってなパターンがテッパンなので(笑)

きっとよちよち歩きの寧々ちゃんが番組内で元気な姿を見せてくれるものだと思います♪

※追記※

番組内ではやはり元気にはいはいをする寧々ちゃんが放送されました!!

今では歯も生えてきてご飯も食べれるように成長して、カメラに向かって「ハイッ!」と可愛い声でおしゃべりもしていましたよ♪

もちろん、障害もなく可愛い女の子でした^^

以前にも静岡県で390gで生まれた赤ちゃんが仰天ニュースで放送されており、今現在の様子が流れました。

その赤ちゃんは今では高校生で立派に成長していましたよ!

きっと寧々ちゃんも10年後の番組内で成長した姿を見せてくれることでしょう^^

 

今回の記事をまとめると…

・261gで生まれた赤ちゃんの名前は金城寧々(きんじょうねね)ちゃん。うるま市の県立中部病院で生まれました。

・寧々ちゃんは7か月もの間入院しましたが、障害もなく元気に退院しました。

・寧々ちゃんの今現は在、元気にはいはいしていてご飯ももりもり食べています♪もちろん障害もなく元気いっぱいでした!

261グラムと日本最小で生まれた寧々ちゃんの今現在、入院先の病院や障害についてお話しました。

赤ちゃんってこんなに小さく生まれてしまってもちゃんと育つんだなと、寧々ちゃんの生命力と日本の医療の技術に感動しました…。

今後も家族3人元気に過ごして行って欲しいですね!

お父さんは民謡を踊るそうなので、もう少し成長したら寧々ちゃんとお父さんが一緒に元気よく民謡を踊る姿が見られる事でしょう♪