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刃物の街ゾーリンゲンって治安はどう?日本からの行き方は?

ドイツ中西部の都市、ゾーリンゲン(Solingen)は、刃物の町として有名です。

日本では国の名前としてよりも「包丁といえばゾーリンゲンの!」と言った感じで、国の名前だとは知らなかったという方も多いかもしれませんね。

私自身も失礼ながら知らなくて、楽天で包丁を買おうかと探していた時にチラっと目に入ったので、メーカーの名前なのかなーなんて思っていました(*´ω`*)

今回はそんなゾーリンゲンという国にフォーカスしてお話したいと思います。

ゾーリンゲンの包丁の良さを知ってしまって、国にも興味を持った!というあなたの為に、日本からの行き方や治安についてご紹介しますね♪

日本からゾーリンゲンまでの行き方は?

まずは日本からゾーリンゲンまでどうやって行くのかをお話します。

ゾーリンゲンはドイツの中にある日本でいう「市」になります。

ドイツのデュッセルドルフから車でわずか30分ほどのところにあるので、日本からは飛行機でデュッセルドルフまで向かう事になります。
日本からは2014年3月30日に成田空港からANAの直行便が出るようになったので、乗り継ぎ乗り継ぎ…と大変な事はありませんよ♪

フライト時間は約12時間。
実際に利用した方によると、映画鑑賞などをして時間をつぶしていたらあっという間についてしまった!との事。
小さいお子さん連れとなるとちょっと大変かもしれませんが、大人のみでの旅でしたらフライト中も楽しめるかもしれませんね^^

ちなみに、日本とデュッセルドルフの時差は8時間となっています。(サマータイム時は7時間。)

ゾーリンゲンの治安は?

ゾーリンゲンの治安はさほど悪くはないそうです^^
今現在ゾーリンゲンに暮らしている方の話では、なかなか住みやすい所ですよ、とおっしゃっています。

刃物の街で治安が悪かったらちょっと怖いですからね。。
でもあまり心配することは無いようです。

ただ、やはり栄えているデュッセルドルフは少し気を付けた方が良いようで、違法薬物の売買などがデュッセルドルフ中央駅の周辺で行われていたり、財布を盗まれるというような物騒な事も起こっているようです。

また、デュッセルドルフの中央駅には物乞いの人もいて、しつこくお金を求めて来たりするので気を付けて下さい。

日本は電車で居眠りしたってさほど心配は無いですが、観光中は「ここは日本ではない」ということを常に意識した方がいいですよ!

高級ブランドの装飾品などをこれ見よがしに身に着けていると、アジア人はお金があると思われているので狙われてしまう可能性は無きにしも非ずです。。

ゾーリンゲンに来たなら刃物ミュージアムへ!

ゾーリンゲンは多くの刃物メーカーを輩出し、中世より刃物の街として発達してきました。

20世紀初頭にはなんと刃物の世界シェア80%を誇りました!
が、その後急速な工業化が進んだので、今は世界シェアの30%となっています。
それでも十分すごいですけどね^^

今現在のゾーリンゲンはほとんどのメーカーが機械で刃物を作っていて、職人として刃物を作っている方はメーカーではなく、自営業として活動しています。
でも、今も職人さんの作る刃物を求める人も多いので、それぞれに需要はあるようです。

そんな刃物の街、ゾーリンゲンには駅からタクシーで20分ほどのところに「刃物ミュージアム」があります。

世界最大の刃物博物館で、保蔵する刃物の数は数万種類もあるそうです。
中には日本刀もあり、日本の職人、日野浦司さんのもの一点のみが保管されているそうですよ!

ゾーリンゲンの刃物についての歴史を見ることが出来ますし、実際に剣を持つことができるスペースも設けられています。

ゾーゲンリンにはHARIBOの直営工場も

ちょっと硬くて噛み応えのあるグミ「HARIBO」をご存知ですが?
今はスーパーなどで買うことも出来ますが、あの「HARIBO」の直営工場があるのもゾーリンゲンなんです。

普通のショップには売っていないような珍しい種類のグミも手に入るんだとか♪

 

ゾーリンゲンへの行き方や、周辺の治安についてはお分かりいただけたでしょうか^^

ゾーリンゲンに来たならば、お土産に刃物を…と考えると思いますが、刃物は縁起の面では「縁を切る」という意味があるので、縁起を気にするような方へのお土産としては注意してくださいね。

また、お土産で買った刃物は飛行機の機内に持ち込むことはできません。
預け入れする荷物(受託手荷物)としてチェックインカウンターで預けないといけないので、帰りの荷造りをする時は気を付けて下さいね♪