ウォータートングレイシャー国際平和自然公園は、アルバータ州南部にあるウォータートン・レイク国立公園と、アメリカのモンタナ州にあるグレイシャー国立公園がつながっていて、その2つを合わせた名称となっています。
場所はロッキー山脈の真ん中にあり、アメリカとカナダにまたがる世界遺産で、1995年にユネスコ世界遺産に登録されました。
世界で唯一、国境をまたいだ国際自然公園として知られていますね!
両国が領有権を主張せず、共有の公園とした「平和を標榜する公園」だなんて、すごく素敵です^^
本当の大自然がそのまま残っているので、自然派の方には最も人気の公園と言ってもいいと思います。
一生に一度はこんな大自然に囲まれてみたい!というそこのあなたの為に、ウォータートングレイシャー国際平和自然公園の楽しみ方や、日本からの行き方をさっそくリサーチしてみましたよ♪
目次
ウォータートングレイシャー国際平和公園の見どころや楽しみ方
Going to the Sun Road
11年間もの歳月をかけて完成された観光ルートです。
眺めの良い山道で、急な崖や岩をくり貫いたトンネルがあるので、大型バスは通過できません。
各ホテルから公園が用意する観光用車両がローガン峠を超えて走っているので、そちらを利用するのがいいそうです。
見どころや展望所が道路沿いにあり、道幅も狭い場所が何か所もあるので、自分で運転して見るよりは、観光用車両に乗りながらゆっくり眺めるのがいいかもしれませんね^^
もし、自分で運転されるようでしたら、途中駐車スペースが各所にあるそうなので、そこに車を停めて、断崖絶壁から見える絶景を楽しみましょう!
Many Glacier
グレイシャー国立公園の景勝地は、Going to the Sun road沿いと、Many Glacier地区、Two Medicine地区の3か所に大別されています。
Many Glacier地区は、公園の北東部に位置し、透き通った湖の湖畔にはメニーグレーシャーホテルが建っています。
このメニーグレーシャーホテルは、古き良きアメリカという雰囲気がある魅力的なホテルです^^
また、湖を一周できる散歩トレールがあり、高低差がないので気軽に歩くことができるようになっています。
山と湖のコントラストがとても綺麗なので、是非写真に収めたいところですね!
10分ほど歩いてから撮ると、湖面が鏡になったような写真が撮れるそうなので、散歩をしながら絶景ポイントを探してみてはどうでしょうか?
他にも、氷河でできた谷での探検や、ボートクルーズ、乗馬などが楽しめるそうです!
ここは景色以外にも楽しめる要素が満載ですね^^
Logan Pass
綺麗な景色を見ながらのハイキングを楽しめるようになっていて、ビッグホーンやリス、マウンテンゴートやマーモットなど、多くの野生動物に会うことができるかもしれません^^
ただ、朝9時頃には駐車場が満車になるようなので、車で行くことはあまりおすすめできません。
車の混雑を解消する為に、GTTSの西にあるApgarビジターセンターと、東にあるSt.Maryビジターセンターから、それぞれLogan Passとの間に無料シャトルバスが頻繁に運行しているそうなので、こちらを使うのがおすすめです!
しかし西側は道幅が狭い為、小さなシャトルバスでの運行、さらに距離も長く時間がかかります。
東側は、道幅の広い普通の山道なので大型シャトルバスが運行されていて、更に距離も短いので、東側のSt.Maryビジターセンターから運行されているシャトルバスを利用するのがいいと思います。
移動時間を短縮して、観光時間をたっぷりとりたいですね^^
ウォータートングレイシャー国際平和公園への日本からの行き方
ウォータートングレイシャー国際平和公園の最寄り空港は、カルガリー国際空港です。
日本(成田空港) → バンクーバー → 国内線に乗り継ぎ → カルガリー国際空港 → 車移動 約2時間45分
といったルートが一般的だと思います。
冬季は、成田空港からカルガリー国際空港への直行便が出ているので、乗り継ぎなしで行くことも可能ですね^^
とにかく広大な敷地になるので、個人で行くには見てまわるルートや絶景ポイントなど、見逃してしまうことが多くなりそう…と不安ですよね。
そんなときはやっぱり、ツアーがおすすめです!
日帰り観光ができないため、ツアーは組みにくいそうなのですが、株式会社カナディアンネットワークで、8日間かけてウォータートンを満喫するツアーを提供しているみたいです。
行きたい!と思ったときには、参考にしてみてもいいかもしれませんね♪
見どころ満載なウォータートングレイシャー国際平和公園。
やっぱり一番は、美しい景観を見て、大自然を満喫するところでしょうか^^
個人的には断崖絶壁から眺める絶景と、氷河でできた谷での探検がとても気になります!
長い旅の中でどんな出会いがあるのか、考えるだけでもワクワクしてしまいますね♪