海外

ハワイ・カカアコ暴行事件の犯人とその後…800万円の治療費?!世界仰天ニュース

2018年12月11日放送予定の、「ザ!世界仰天ニュース年末3時間スペシャル」で、ハワイ・カカアコ暴行事件について語られます。

ハワイのインスタ映えスポットで一体何が?!被害者なのに800万円もの治療費が請求されたとはどういうことでしょうか?犯人やその後はどうなったのでしょう?

海外旅行先としても人気のスポット、ハワイで起きた凶悪な事件についてリサーチしました。

ハワイ・カカアコ暴行事件とは

2018年5月、多数のウォールアートがあり、インスタ映えする写真が撮れる場所として、としてホノルルでも有名な人気なスポット、カカアコ地区で大変痛ましい事件が発生しました。

以下、在ホノルル日本国領事館からの注意喚起について、一部抜粋して掲載します。

 

5月28日(月)昼頃、邦人旅行家族がウォールアートで人気のあるカカアコ地区を訪問し、家族のうち2人が同地区の公園の公衆トイレを使用しようとしたところ、トイレ内にいた男から歯を折るほど顔面を激しく殴打されたり、首を絞められて気絶させられる等の被害を受ける事案が発生しました。

 

公園の公衆トイレに立ち寄っただけなのに何故?

ハワイって怖いところなんじゃ・・・と不安になる事件ですね。

詳しい場所としては、カカアコ地区にあるマザー・ウェルドロン・ネイバーフッドパークの公衆トイレになります。

このような事件が起こるくらいだから、薄暗い場所にある公衆トイレかと思っていたのですが、見晴らしもよく綺麗な公園のトイレだったのでびっくりしました。

こんな場所にあるトイレなら、普通に利用してしまいそうです。

しかも事件が起きたのは昼前11時頃ということなので、日も高く明るい時間ですよね。

当時19歳の娘、21歳の息子との4人家族がハワイのカカアコ地区を訪れました。

子供2人が壁画の写真を撮っている間に、父親が近くの公園にあった公衆トイレを利用しました。

トイレに入ってすぐに、4人の男性がたむろしているのに気が付きましたが、入った瞬間襲われてしまったのです。

ナイフで左目の上を切られ、歯も根元から折れるほど強打されました。

母親はなかなか出てこない夫を心配に思い、男性トイレに近づき声をかけると、後ろから羽交い絞めにされて首を絞められ気絶してしまいました。

なんとこの4人の男性達、公園の公衆トイレで違法薬物注射を施用中だったみたいなのです。

昼間のしかもこんな綺麗な公園で、薬物を使用している人がいるなんて、あまり想像しないですよね。

子供たちも相当不安や恐怖に襲われたと思います。本当に怖いです。

ハワイ・カカアコ地区は治安が悪い?

近年ウォールアートがとても人気で、SNSに載せる良い写真が撮れることでも有名な場所ですが、カカアコ地区は従来よりひったくりや車上荒らしが多発していて、治安の良い地区であるとは言えないみたいです。

最近では、カカアコウォーターフロントパークを追い出されたホームレスが、ウォールアート付近に住み着いていたりもするようなので、写真撮影をしていると、旅行者であることが明白となり、狙い撃ちされることも多々あるようです。

さらに人気のウォールアートのエリアはとても広く、中には倉庫街の合間でひと気がなく、地元民も通らない場所に描かれていたりするそうなので、十分な注意が必要ですね。

個人的には、インスタ映えするより身の安全が第一。楽しい旅行の思い出を残したいので、立ち寄ることはないかな・・・と思いました。

日本では当たり前に使用できる公衆トイレですが、ここは日本ではない!ということを忘れてはいけませんね。

アメリカでは、密閉された空間であるトイレでは犯罪が起きやすいとし、トイレには常に鍵がかけられていて、使用するときはスタッフに声をかけて、鍵を借りてから利用するそうです。

確かにもともと鍵がかかっていたら安心ですよね。

なるべく屋外の公衆トイレは使用せず、カフェ、レストラン、ホテルのトイレを利用して、安全で楽しい旅の思い出をつくりましょう!!

ハワイ・カカアコ暴行事件の犯人とその後は?

当時の事件現場付近にいたホームレスの証言により、暴行をした犯人が逮捕されました。

Isea Taumoepeau(20歳)

前科もあり、ヘビー級のボクシングの試合に出ていたり、ラグビーもやっていた人物だそうです。

そんな人からの暴行・・・考えただけでも恐ろしいです。

被害者の方は・・・田村正茂さん。

当時の怪我の様子は…

・頬の骨陥没
・おでこ左側に深い切り傷
・歯茎から歯を折られている
・頭を支える骨にひびが入った為、髄液が漏れる
・両目とも開かないくらい腫れ上がる

すぐにでも手術が必要とされていましたが、不運なことに海外旅行保険に加入していなかったため莫大な治療費となってしまい、事件の翌日の飛行機で怪我を負ったまま帰国しなくてはいけない状況に。

ハワイで受けた治療費は、日本円で800万円弱になったらしいです。

もし手術も・・・となったら、とても支払える額ではないことが容易に想像できますよね。

その後無事日本に到着し、病院へ向かい緊急手術となったそうです!

無事生きて帰ってこられて、本当に良かったです。1日も早い回復をお祈りいたします。

 

人気のスポットだからとは言え、油断は禁物。

これから海外旅行を計画されている方には、海外では屋内の安全なトイレを利用すること、危険とされる場所へは近付かない、万が一に備えて海外旅行保険にも加入しておくことをおすすめします。

せっかくの旅行、楽しく過ごしたいですよね^^