日本映画の頂点が決定する祭典、第42回「日本アカデミー賞2019」の季節が今年もやってきました！
2018年も数々の素晴らしい映画が生まれましたが、その中で最も優秀な作品、人物が決定します！
すでにノミネート作品(優秀賞など)は発表されていますが、最優秀賞などが決定する授賞式は、日本テレビ系列にて2019年3月1日(金)21時から放送予定となっています。
今回は、第42回「日本アカデミー賞2019」の主要各賞の受賞予想をしていきたいと思います♪
ノミネート作品一覧も併せてご紹介しますね。
それでは行ってみましょう！
日本アカデミー賞とは？
アメリカ合衆国のアカデミー賞を模してつくられたもので、アメリカのアカデミー賞の暖簾分けをした形式となっています。
賞の選考は、主として劇映画の製作にかかわる映画人で構成された日本アカデミー賞協会の協会員（約4000名）の投票によって行われます。
映画館で規定の上映回数・期間を満たした長編劇映画を対象としていて、作品賞、アニメーション作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優・女優賞、助演男優・女優賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞、外国作品賞等の賞が設けられています。
テレビやラジオで中継放送されることもあり、映画ファン以外にも知名度が高い祭典となっています♪
その「日本アカデミー賞」は、2019年で第42回を迎えました。
なお、2019年1月15日(火)に優秀賞などのノミネート作品が発表されましたが、3月1日(金)に行われる授賞式では、優秀賞(ノミネート作品)などの中から、最優秀賞などが発表されます！
これは見逃せません！
◆第41回日本アカデミー賞
日時：2019年3月1日(金)
21時～22時54分
放送局：日本テレビ系列
司会：西田敏行、蒼井優
◆プレゼンター
蒼井優
倉田智子(美術)
是枝裕和(監督・脚本・編集)
柴主高秀(撮影)
鈴木慶一(音楽)
菅田将暉
広瀬すず
宮西孝明(照明)
役所広司
矢野正人(録音)
湯浅正明(アニメーション作品)
ギャガ/ポニーキャニオン(外国作品)
日本アカデミー賞2019のノミネート作品
2019年1月15日(火)に発表された、第42回・2019年の優秀賞受賞作(ノミネート作品)のご紹介です。
どれも話題になった作品ばかりなので、ご覧になったことのある映画が多いのではないでしょうか？
優秀作品賞
「カメラを止めるな！」
「北の桜守」
「孤狼の血」
「空飛ぶタイヤ」
「万引き家族」
優秀アニメーション作品
「ドラゴンボール超 ブロリー」
「ペンギン・ハイウェイ」
「未来のミライ」
「名探偵コナン ゼロの執行人」
「若おかみは小学生！」
優秀監督賞
上田慎一郎「カメラを止めるな！」
是枝裕和「万引き家族」
白石和彌「孤狼の血」
滝田洋二郎「北の桜守」
本木克英「空飛ぶタイヤ」
優秀脚本賞
池上純哉「孤狼の血」
上田慎一郎「カメラを止めるな！」
是枝裕和「万引き家族」
那須真知子「北の桜守」
林民夫「空飛ぶタイヤ」
優秀主演男優賞
岡田准一「散り椿」
舘ひろし「終わった人」
濱津隆之「カメラを止めるな！」
役所広司「孤狼の血」
リリー・フランキー「万引き家族」
優秀主演女優賞
安藤サクラ「万引き家族」
黒木華「日日是好日」
篠原涼子「人魚の眠る家」
松岡茉優「勝手にふるえてろ」
吉永小百合「北の桜守」
優秀助演男優賞
岸部一徳「北の桜守」
ディーン・フジオカ「空飛ぶタイヤ」
西島秀俊「散り椿」
二宮和也「検察側の罪人」
松坂桃李「孤狼の血」
優秀助演女優賞
樹木希林「日日是好日」
樹木希林「万引き家族」
篠原涼子「北の桜守」
深田恭子「空飛ぶタイヤ」
真木よう子「孤狼の血」
松岡茉優「万引き家族」
優秀音楽賞
小椋佳/星勝/海田庄吾「北の桜守」
加古隆「散り椿」
鈴木伸宏/伊藤翔麿/永井カイル「カメラを止めるな！」
細野晴臣「万引き家族」
安川午朗「孤狼の血」
安川午朗「空飛ぶタイヤ」
優秀撮影賞
木村大作「散り椿」
近藤龍人「万引き家族」
曽根剛「カメラを止めるな！」
灰原隆裕「孤狼の血」
浜田毅「北の桜守」
優秀照明賞
宗賢次郎「散り椿」
藤井勇「万引き家族」
川井稔「孤狼の血」
高屋齋「北の桜守」
優秀美術賞
今村力「孤狼の血」
西村貴志「空飛ぶタイヤ」
原田満生「散り椿」
部谷京子「北の桜守」
三ツ松けいこ「万引き家族」
優秀録音賞
浦田和治「孤狼の血」
小野寺修「北の桜守」
栗原和弘「空飛ぶタイヤ」
古茂田耕吉「カメラを止めるな！」
冨田和彦「万引き家族」
優秀編集賞
上田慎一郎「カメラを止めるな！」
加藤ひとみ「孤狼の血」
川瀬功「空飛ぶタイヤ」
是枝裕和「万引き家族」
李英美「北の桜守」
優秀外国作品賞
「グレイテスト・ショーマン」
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「スリー・ビルボード」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」
新人俳優賞
上白石萌歌「羊と鋼の森」
趣里「生きてるだけで、愛。」
平手友理奈「響-HIBIKI-」
芳根京子「累-かさね-」「散り椿」
伊藤健太郎「コーヒーが冷めないうちに」
中川大志「坂道のアポロン」
「覚悟はいいかそこの女子。」
成田凌「スマホを落としただけなのに」
「ビブリア古書堂の事件手帖」
吉沢亮「リバーズ・エッジ」
日本アカデミー賞2019受賞作品＆受賞者予想！
さてっ！！
それでは、主要な賞について、どの作品＆誰が受賞するのかアンケートを取って予想してみました！
映画好きな方々の意見を是非参考になさってください＾＾
あなたの予測とは一致していますか？
最優秀作品賞
「万引き家族」☆予想1位
・世界的に注目されているから。
・社会問題を背景に色々考えさせられる作品だった事。
・樹木希林さんがでているので、話題性もありましたし、現実世界でもありうるリアルな映画だったと思うからです。
・パロンドールも受賞していて、賞レースでは有利だと思うから。
・家族の在り方を問いかける、しかも現代ならではの視点であり、むしろ将来このような家族が増えるかもしれないという予測もあるので、社会に対するメッセージ性が最も強いと感じたから。
・実際に映画を見たのですが、作品がとても面白かったから。
・本場のアカデミー賞ノミネート作品。当然国内でも評価されるべき。「カメラを止めるな！」との一騎打ちになりそう。
「カメラを止めるな！」
・日本でも話題になっていたが、海外でも話題になっている作品で本当に面白いから。
かなり話題なったから。
・タイトルの付け方が上手いうえ低予算・無名俳優など多くの可能性を感じさせてくれるため。
最優秀アニメーション作品賞
「未来のミライ」☆予想1位
・ユニークな作品だから。
・映像が凄かった。
・純粋にとても面白かったから
・細田守監督なので、映像もきれいでしたし、声優も豪華だったので、受賞しそうです。
・本国のアカデミー賞でもノミネートになったから。
・例年アニメ作品は日テレが製作に携わっている作品が受賞するケースが多い。こちらは本場アカデミー賞ノミネートだけあって順当と言える。
「名探偵コナン ゼロの執行人」
・社会現象並みに多くのファンを魅了し、何度も足を運ぶ人がいた作品だから。
「若おかみは小学生！」
・外国でも絶賛されているため。
・原作が素晴らしいが、それに負けないクオリティを見せつけたから。小学生の視点がメインだけれども、誰もが経験したことのある視点になっているので、世代を超えて共感できると感じる。大人だって、もともとは子供だったよなと思い出させてくれる。
最優秀監督賞
上田慎一郎「カメラを止めるな！」☆予想1位
・話題になった監督だから。
・監督が素晴らしいと思うから。
・やはり話題だったので。
・話題性があったし、ヒットしたから。
・低予算映画をここまでヒットさせた功績は偉大。
・アイデアが素晴らしいのと、観たものを容赦なく引きずり込んでいく技術は半端ない。しかも観終わるまで、まさかというくらいの展開が舞っているのも見逃せない。ネタバレ厳禁だが語りたくて仕方なくなる作品に仕上がっているのは、まさに監督の技術が大きいと思う。
・低予算ながらも昨年話題をさらっただけあって評価に値する。
是枝裕和「万引き家族」
・海外でも賞をとっていることから。
最優秀主演男優賞
リリー・フランキー「万引き家族」☆予想1位
・演技力が光っているから。
・作品を見た時にすごく良かったと思ったので。
・今を代表する役者さんだから。
・脱力感のあるあの表情は、このひとにしかできない演技だと思います。
・飄々としていて卒がないから。
濱津隆之「カメラを止めるな！」
・話題の作品で一番注目されている主演男優だと思うので。
・今年度一番の話題作だし、無名ながら面白い演技だったから。
・この人の作品をまた見たいと思わせてくれる演技。
舘ひろし「終わった人」
・経験と年齢があるからこそ、醸し出せる雰囲気があることを、まざまざと実感させてくれる。
・長らく賞に恵まれなかったベテラン俳優がようやく受賞すると予想。
最優秀主演女優賞
黒木華「日日是好日」
・素晴らしい演技だったから。
・今を代表する役者さんだから。
篠原涼子「北の桜守」
安定した演技力でとてもよかった。
安藤サクラ「万引き家族」☆予想1位
・作品を見たときにすごくよかったと思ったので。
・作品が賞を受賞しているので、主演女優賞も取りやすいと思うから。
・自然体すぎる演技に引き込まれる。
・今一番旬の女優で話題作。評価も高い。
吉永小百合「北の桜守」
・これほどまでに存在感だけで、観る人を切なくも幸せにさせてくれる役はないのではないかと感じさせてくれる。日常だけれども非日常さが強いのに、見事に演じ切って違和感なく自然体なところもすごい。
・重厚な演技が凄いから。
最優秀助演男優賞
西島秀俊「散り椿」
・このメンバーの中ならこの人だと思う。
・演技にかける情熱が凄いから。
二宮和也「検察側の罪人」☆予想1位
・演技がとても良かった。
・木村拓哉さんに対する演技や、容疑者に問い詰めるときの顔の表情が怖くて今でも忘れられないからです。あんな圧巻な演技はジャニーズだと思えないです！
・俳優としても良い演技だったと思うから。
・ジャニーズの中でも演技力があり評価も高い。
岸部一徳「北の桜守」
・映像に一番違和感なく溶け込んでいて陰ながら映画に現実味を帯びさせている。
・哀しいくらいに人生を体現しているように思うが、不思議と悲しくならないのは、役にハマっているからなのだろう。映画を観ているのに、祖父を思い出してしまった。遠いのに、身近に感じられる。
最優秀助演女優賞
樹木希林「万引き家族」☆予想1位
・らしさ全開だったから。
・亡くなったこともあり、功績を讃えて。
・なにかと名前が上がるので受賞するのでは。
・なんといっても、自然な演技に魅了されたからです。
・樹木さんの演技あってこそ、主演女優の演技が光ったと思うから。
・セリフの一つ一つに重みがありかつ優しい。
・いるだけで存在感があるから。
・こちらは満場一致。この作品のみならず、数多くの映画作品に携わった功績からしてまさに功労賞。
松岡茉優「万引き家族」
・ありえないくらいに生命力の強さを表現できていると感じた。お金も地も賢さも関係なく、むきだしの生命力を感じる演技だ。
日本アカデミー賞2018年のノミネート＆受賞一覧
参考までに、第41回・2018年のノミネート＆受賞一覧もチェックしておきましょう！
あぁ、あの作品懐かしい～！となるものが絶対あるはず♪
優秀作品賞
「君の膵臓をたべたい」
「三度目の殺人」☆受賞
「関ヶ原」
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
「花戦さ」
優秀アニメーション作品賞
「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」
「ひるね姫～知らないワタシの物語～」
「メアリと魔女の花」
「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」
「夜は短し歩けよ乙女」☆受賞
優秀監督賞
黒沢清「散歩する侵略者」
是枝裕和「三度目の殺人」☆受賞
篠原哲雄「花戦さ」
原田眞人「関ヶ原」
廣木隆一「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
優秀脚本賞
是枝裕和「三度目の殺人」☆受賞
斉藤ひろし「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
森下佳子「花戦さ」
山戸洋次／平松恵美子「家族はつらいよ2」
吉田智子「君の膵臓をたべたい」
優秀主演男優賞
大泉洋「探偵はBARにいる3」
岡田准一「関ヶ原」
佐藤健「8年越しの花嫁 奇跡の実話」
菅田将暉「あゝ、荒野 前編」☆受賞
藤原竜也「22年目の告白－私が殺人犯です－」
優秀主演女優賞
蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」☆受賞
新垣結衣「ミックス。」
土屋太鳳「8年越しの花嫁 奇跡の実話」
長澤まさみ「散歩する侵略者」
吉高由里子「ユリゴコロ」
優秀助演男優賞
西田敏行「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
西村雅彦「家族はつらいよ2」
松田龍平「探偵はBARにいる3」
村上虹郎「武曲 MUKOKU」
役所広司「三度目の殺人」☆受賞
役所広司「関ヶ原」
優秀助演女優賞
尾野真千子「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
北川景子「探偵はBARにいる3」
夏川結衣「家族はつらいよ2」
広瀬すず「三度目の殺人」☆受賞
薬師丸ひろ子「8年越しの花嫁 奇跡の実話」
優秀音楽賞
鈴木慶一「アウトレイジ 最終章」☆受賞
富貴晴美「関ヶ原」
村松崇継「8年越しの花嫁 奇跡の実話」
ルドヴィコ・エイナウディ「三度目の殺人」
JIN「キセキ－あの日のソビト－」
優秀撮影賞
喜久村徳章「花戦さ」
柴崎幸三「DESTINY 鎌倉ものがたり」
柴主高秀「関ヶ原」☆受賞
瀧本幹也「三度目の殺人」
近森眞史「家族はつらいよ2」
優秀照明賞
長田達也「花戦さ」
上田なりゆき「DESTINY 鎌倉ものがたり」
宮西孝明「関ヶ原」☆受賞
藤井稔恭「三度目の殺人」
渡邊孝一「家族はつらいよ2」
優秀美術賞
倉田智子「花戦さ」☆受賞
倉田智子／小林久之「家族はつらいよ2」
上條安里「DESTINY 鎌倉ものがたり」
原田哲男「関ヶ原」
丸尾和行／中川理仁「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
優秀録音賞
尾崎聡「花戦さ」
岸田和美「家族はつらいよ2」
久連石由文「アウトレイジ 最終章」
富田和彦「三度目の殺人」
矢野正人「関ヶ原」☆受賞
優秀編集賞
阿部亙英「花戦さ」
石井巌「家族はつらいよ2」
北野武／太田義則「アウトレイジ 最終章」
是枝裕和「三度目の殺人」☆受賞
原田遊人「関ヶ原」
優秀外国作品賞
「ダンケルク」
「ドリーム」
「美女と野獣」
「女神の見えざる手」
「ラ・ラ・ランド」☆受賞
新人俳優賞
中条あやみ「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」
渡辺美波「君の膵臓をたべたい」
北村匠海「君の膵臓をたべたい」
竹内涼真「帝一の國」
