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護られなかった者たちへ(佐藤健)小説のあらすじ、感想をご紹介!

佐藤健さん主演で映画化が決定した『護られなかった者たちへ』。

映画公開までにストーリーを予習しておきたい♪という方の為に小説版のあらすじや感想をご紹介します♪

ネタバレも含むので、映画館で初めてストーリーを楽しみたいという方は閲覧注意ですよ(*´ω`*)

護られなかった者たちへ(佐藤健)小説のあらすじ

2020年に公開予定の映画『護られなかった者たちへ』。

佐藤健さん主演、阿部寛さん、清原果耶さん、倍賞美津子さん、吉岡秀隆さん、林遣都さんら出演となっています。

メガホンをとるのは「64 -ロクヨン-」「友罪」「楽園」などを手がけ、中島みゆきさんの楽曲に着想を得た「糸」の公開が控えている瀬々敬久監督。

脚本は「永遠の0」「空飛ぶタイヤ」「糸」の林民夫さんが担当します。

小説のあらすじをご紹介しますね。

仙台市の福祉保健事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨が理由とは考えにくい。一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。三雲の死体発見から遡ること数日、一人の模範囚が出所していた。男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。男の目的は何か?なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか?罪と罰、正義が交錯した先に導き出されるのは、切なすぎる真実―。

ちなみに映画版のあらすじとして公開されている情報はこちら。

東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で、全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生。

捜査線上に浮かび上がった容疑者は「利根」という男(佐藤健)。彼は、知人を助けるために放火、傷害事件を起こした後、刑期を終えて出所したばかりだった。

宮城県警の刑事・笘篠(とましの)(阿部寛)は、殺された二人の被害者から一つの共通項を見つけ出し、利根を追い詰めるが……。

一体、彼はどのように生きてきたのか? 被害者はなぜこんな殺され方をしたのか? そこには、切なくも衝撃の真実が隠されていた――

護られなかった者たちへ(佐藤健)キャスト(登場人物)は?

利根泰久(演:佐藤健)
建設会社勤務。前科一犯。出所直後に連続殺人事件が発生する。

笘篠誠一郎(演:阿部寛)
宮城県警察捜査第一課の刑事。

円山幹子(演:清原果耶)
福祉保健事務所職員。ケースワーカー。

上崎岳大(演:吉岡秀隆)
国会議員。

蓮田智彦(演:林遣都)
宮城県警察捜査第一課の刑事で、笘篠の後輩。

遠島けい(演:倍賞美津子)
東日本大震災で被災した女性。夫と理髪店を経営していたが、死別により現在は独居している。

護られなかった者たちへ(佐藤健)小説の感想は?

護られなかった者たちへの小説の感想をご紹介します!

ネタバレも含みますので注意してくださいね!

・最後に近づくにつれ、犯人が誰なのかは何となく気付けたけど、ちょっとやるせなかったです。 最後の急展開の後、もう少し丁寧に事後の説明などを描いて欲しかったですが、満足出来ました。

・お勧めされて読んだけども、もう読んでて辛くて…。自分だって、絶対にこんな状況にはならないとは言いきれない。ケイさんの死がほんとに辛かった。最初はミステリーかなって思って読み出したし、どんでん返しもあったんやけど、とにかく全然違う事ばっかり考えさせられた。

・生活保護を含めた社会保障を本当に必要とする人が受けられず、知識が豊富で行動した者が得をする不条理な世の中を痛烈に非難している作品。職業柄、生活保護の方と関わるが、「なんだかなー」と感じることも多い。そういった少数派がいるからこそ、生活保護を受給している時点で偏見を持たれやすいのだろう。ドンデン返しの帝王であるから、真相は一筋縄じゃないだろうと思っていたが、一番ノーマークの人物が犯人で、今回もミステリーとしてあっぱれの一言。社会問題に鋭く切り込みつつ、ミステリーも読ませる。やっぱり著者は一筋縄じゃいかない。

・重たいテーマ。生活保護。 いろいろと考えさせられた。 現在のシステムはどうなっているんだろう。 不正受給してる人達が多いのも現実。 でも本当に必要としてる人達がいるのも真実。 なんだか悲しい 犯人は最後の最後で見事に騙された。

・ミステリーとしては、犯人は容易に予測できましたが、涙無しでは読めなかったです。

・どんでん返しないなーとかあっけないなーとか思いながらぼーっとしてたら、最後すげーゾクゾクした。確かに中山七里がそんな単純な話書くわけないですよね。第4章の最後の方は読んでるだけで胸が苦しくて読み進めるのが辛かった。こういう社会派テーマのやつは人に薦めるのためらっちゃうけど、みんなに読んで欲しい作品のひとつ。

・貧しくてもやさしさを忘れない利根が良かった。貧困の連鎖が止まらないこと、セーフティネットの機能、服役者の復帰など、現代社会に、改めて課題を与え、著者のメッセージを感じた。ラストの驚きも用意されていて、一気に読みきった。

出典:https://bookmeter.com/books/12561250?review_filter=netabare

妄想主婦
妄想主婦
ミステリーで映画公開前に犯人が分かってしまうのは…とも思いますが、感想を見ると犯人が気になっちゃってしょうがないですね~(*´ω`*)

原作の小説もかなり売れていて増刷されているとの事♪

ストーリーをあらかじめチェックしたい方はこちらから購入できますよ!

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