卵を割ると、白身と黄身の間に白いへその緒みたいなものがありますよね。
これをカラザというのですが、何だか気持ち悪いんで生卵で食べる時は必ず取っていたのですが、実は栄養満点らしいんですよ。
体に悪いから取れ!と言われて育った私は衝撃でした…。
なんてったってインフルエンザウイルスにも有効っていうんですから…!
カラザについて詳しく知っておきましょう。
きっともうカラザを取って食べる事はなくなりますから^^
卵のカラザは栄養満点だった!
卵の黄身と白身の間にある、白いひも状のようなカラザ。
カラザは、卵黄を卵の中心に固定させ、外からの衝撃から守るという重要な役割があるのですが、栄養面もかなり優れているのです。
カルシウムやリン・鉄などミネラルのほか、カロチンやビタミンB1・B2など、栄養もたっぷり。
さらに「シアル酸」という成分も含まれています。
「シアル酸」は、ウイルスや細菌が細胞に感染することを防ぎ、免疫力を高める働きが期待できます。
その他にも、美肌効果、育毛効果もあり、母乳にも含まれる成分なんですよ^^
美容に敏感な女性にも、薄毛で悩むパパさんにも嬉しいですね♪
最近ではインフルエンザウイルスにも有効という研究結果が新聞で報告されているのも目にしましたので、今後、健康番組等でも取り上げられるかもしれませんね^^
冬場はインフルエンザなどの嫌なウイルスが流行りますから、カラザのパワーで免疫力をアップさせて健康的な生活を送りたいものです。
よって、カラザは決して体に害・毒ではないので安心してお召し上がりくださいね♪
カラザを取る理由は?
とはいえ、カラザがある事によって口当たりが悪くなったり、見栄えが悪くなるというのも事実…。
卵を混ぜてもカラザは上手く混ざらずに残ってしまいますし、調理しても食感が残ります。
また、生で食べる時はドロッとしたあの感じが苦手…という方は取っても構わないでしょう。
レストランで調理する場合や、お菓子作りに使う場合は取る事が多いようです。
デリケートな料理には確かにない方がいいかもしれません。
栄養を重視するならば、火を通して調理して食べちゃいたいですけどね^^
火を通せば、個人的にはあまり気にならないんじゃないかなぁと。
カラザのきれいな取り方は?
見た目や食感が苦手だし…と、カラザを取りたい場合、箸を使って取ろうとしても上手くいかなくてちょっとイラっとしますよね(笑)
白身も一緒に流れてしまったり、うっかり黄身を割ってしまったり…。
上手にカラザを取る方法をお教えします♪
割り箸を使って取る方法
割り箸を割らずに少し開いてカラザをつかみます。
そしてそのまま引っ張るのではなく、くるくると巻いていくと綺麗にカラザが取れますよ♪
先割れスプーンを使う
ご自宅にある方は、先割れスプーンを使ってカラザをすくい取るのでもOKです。
白身は先割れのすきま部分から流れてくれるので、綺麗にカラザのみ取ることができます。
今回の記事をまとめると…
・カラザはカルシウムやリン・鉄などミネラルのほか、カロチンやビタミンB1・B2など、栄養たっぷり。中でもインフルエンザにも効果的な「シアル酸」が含まれているというのが魅力的!
・見た目や食感が苦手なら取り除くのも可。
・割り箸や先割れスプーンを使うときれいに取ることができる。
カラザが体に悪いなんてとんでもない!
体にとって嬉しい栄養がたくさん含まれているんですねぇ( *´艸`)
生卵の時はさすがにちょっと食感が気になりますが、火を通す時は今度からは取らずにそのまま食べようと思いました♪




