季節のイベント

部分日食2019はいつ?東京での見え方と時間、次回に見れる日食はいつ?

2019年の年明け、1月6日に全国で部分日食が見られます!

今回の部分日食は前回の2016年3月9日以来、3年ぶり♪

毎年見られるわけではない、貴重なものです。

しかも、1月6日といえば日曜日な上に時間は午前中。

まだ春休み中のお子さんも多いでしょうし、家族そろって皆既日食を見るというのも楽しそうですね。

皆既日食、金環日食、部分日食の違い

まず、日食には部分日食の他に皆既日食や金環日食というものがあるのですが、それぞれの違いを押さえておきましょう。

皆既日食とは

地球、月、太陽が、ほぼ一直線に並び、太陽が月によって完全に隠される状態で、太陽の光が完全に届かなくなります。

空は夕暮れのように暗くなり、新聞の文字が読めないくらいまで暗くなることもあります。

金環日食とは

地球、月、太陽が、ほぼ一直線に並び、太陽の方が月より大きく見えるために、太陽が完全に隠れず月の外周にリング状に見える現象を金環日食といいます。

金環日食の場合も多少は暗くなりますが、太陽光は結構強烈なので、皆既日食ほどではないです。

部分日食とは

地球が月の半影の中に入り、太陽の一部が欠けて見える事を部分日食といいます。

今回見られるのは、この部分日食ですね。

太陽がごくわずかしか欠けないような小さな部分日食もあれば、三日月よりも細くまで欠けるような大きな部分日食もあります。

部分日食はどこで見れる?

2019年1月6日に見れる部分日食ですが、日本全体で日食を見る事が出来ますよ!

どこの県からも部分日食は見えるのですが、最も日食が大きくなる地域は日本よりもずっと北の方、北極圏に近い所ですので、日本では北へ行くほど欠け方が大きくなります。

北海道で見るのが一番大きく欠けた状態になるという事ですね♪

部分日食の東京での見え方は?見える時間は?

今回の日食はMAX値から考えると大きな日食ではありませんが、日本全国で最初から最後までの全経過を見ることができます。

月の影が東京に到達する時間は8時43分49秒で、太陽の右下から欠け始めます。

それから1時間22分後、10時6分1秒に最大に欠けた状態となります。

この頃、太陽の左上が4割以上欠けた状態になります。

この後は太陽が元の姿に戻っていき、11時36分32秒に日食が終了します。

沖縄、福岡、京都、仙台、札幌で部分日食が見れる時間

その他の主要な県の2019年1月6日に見れる部分日食の見れる時間帯は以下の通りです。

県名日食の始まり日食の最大日食の終わり
那覇8時50分15秒9時39分14秒10時32分58秒
福岡8時38分37秒9時47分24秒11時4分41秒
京都8時40分37秒9時57分47秒11時23分51秒
仙台8時44分43秒10時9分42秒11時42分31秒
札幌8時46分30秒10時13分26秒11時47分20秒

次回見れる日食はいつ?

今回見れる部分日食の次に見れる日食は、2019年12月26日と言われています。

全国で中くらいまたは小さな日食を見る事ができ、フィリピン南海上で見られる金環日食に伴うもので、南へ行くほど大きく欠けます。

東海、北陸地方よりも東の地域では太陽は欠けたまま沈む珍しい日没帯食となりますので、この地方の方は是非ぜひ見てほしいです^^

どの地域からでも見ることができます。

2019年は2度も日食を見る事ができるんですねー!

日食を見る際の注意点

日食を見る時は、私が小学生の時は色付きの下敷きで見た記憶があるのですが、これは実はNGなんです。

その他NGな行為は以下の通り。

・肉眼で直接見る

・望遠鏡や双眼鏡で見る

・フィルムの切れ端を使って見る

・すすを付けたガラス板を使って見る

・サングラスやゴーグルを使って見る

日食を見る時は必ず専用の日食グラスを使うようにしましょう。

しっかりとしたもので1000円(送料無料)。

 

簡易的なもので400円(+メール便送料250円)。

 

この程度で購入できるので、お子さんの目を守るためにも専用の日食グラスを使ってみるようにしましょう。

 

この記事をまとめると…

・今回の日食が見れるのは2019年1月6日。

・日本中のどこでも部分日食を見る事ができる。

・東京で見れるのは8時43分49秒から11時36分32秒までで、最大に欠けるのは10時6分1秒。

・日食を見る際は、必ず日食グラスを使う事。

今年の部分日食、お天気に恵まれると良いですね♪