季節のイベント

葵祭2019混雑回避できる穴場観覧場所は?交通規制情報も

京都三大祭りの一つ、葵祭。

5月の京都のお祭りといえばこの葵祭で、約1400年前から行われている伝統のあるお祭りです。

毎年たくさんの人が訪れるので混雑するのですが、できれば少しでも空いている穴場からゆっくり観覧したいな…という方も多いでしょう。

そこで、葵祭の混雑回避ルートと穴場観覧場所についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね^^

葵祭2019の日程

今年の葵祭の日程は…

5月15日(水) 10:30~行列が出発

となっています。

葵祭は毎年5月15日に行われています。雨天の場合は翌日に順延です。

 

葵祭は元々は貴族たちが見物に訪れるお祭りでした。

また、葵祭には、前儀と言われる行事が下鴨神社と上賀茂神社の両神社でそれぞれ行われます。

参考までに前儀の日程も載せておきますね。

◆葵祭の主な前儀

5月3日:流鏑馬(やぶさめ)
5月4日:斎王代御禊(さいおうみそぎ)
5月5日:歩射(ぶしゃ)
5月12日:御蔭(みかげ)祭
5月15日:葵祭(あおい)祭

・流鏑馬神事
日時:5月3日 13時~15時30分
場所:下鴨神社

矢伏射馬は馬を走らせながら的確に的を射抜く高レベルのテクニックが求められることが理由で、人気を博している催し物の1つとして有名です。また、雄略天皇の即位の年に行われたと「日本書紀」にも記載されています。

・斎王代禊の儀
日時:5月4日 10時~
場所:上賀茂神社

斎王代の斎王とは、賀茂神社に仕えることを目的とした皇室によって差し出された女王のことで、斎王代と女人たちが御手洗池に手を浸し清める行事で、隔年交互に下鴨神社と上賀茂神社の両方で行われます。

斎王代になるには、数千万円と言われるお金を負担できるというのが条件。このため、京都のゆかりのある寺社や文化人、実業家などの主に20代令嬢が推薦によって選ばれています。

歩射神事
日時:5月5日 11時~
場所:下鴨神社

歩射神事は、地上で矢を射ることに由来し、葵祭の沿道を清める、魔除けの神事のことです。そして、邪気を祓う「蟇目式(ひきめしき)」から始まり、「屋越式(やごししき)」、「大的式(おおまとしき)」、「百々手式(ももてしき)」がそれぞれ実施されます。

賀茂競馬
日時:5月5日 14時30分~
場所:上賀茂神社

賀茂競馬とは、舞楽装束を身に付けた騎手が馬に乗って、神前に進み出て、その後に、でその速さを境内の馬場で競わせます。

御蔭祭
日時:5月12日 9時30分~
場所:下鴨神社

御蔭祭は、葵祭りに先駆けて、比叡山山麓の御蔭山から下鴨神社に神霊を迎え入れる神事のことで、その後に東遊の舞が奉納されます。

葵祭2019の行列の巡業ルートは?

それでは早速本題の葵祭の巡業のルートをご説明しますね^^

10:30 京都御所を出発

11:40 下賀茂神社

15:30 上賀茂神社

上記のようなルートでゆっくりと行列は進んでいきます。

10:30に京都御所を出発し、下賀茂神社に向かいます。

11:40に下賀茂神社に到着し、祭事を行った後に14:20に出発。

15:30に上賀茂神社に到着となります。

 

行列について歩くこともできます。

でも、公式には8キロの距離があると言われているのでなかなかの長い道のりです(`・ω・´)

体力に自信のある方は挑戦してみては^^

葵祭2019のおすすめ閲覧場所

葵祭には有料閲覧席が用意されており、京都御所内と下賀茂神社内に設置されています。

1席2050円で販売されていて、全席指定なので場所取りのわずらわしさも無し。

椅子に座ってゆっくりと観覧したいという方は有料閲覧席を購入するというのも手です。

が。

できればお金は使いたくない…という方も多いと思いますので、無料で観覧できるオススメスポットをいくつか挙げておきますね^^

葵祭おすすめ観覧場所 鴨川の沿道

下賀茂神社から上賀茂神社に向かう鴨川の川沿いからは、行列をゆっくり見る事ができますよ!

歩道や川沿いにはベンチが設置されているので、席が取れれば座って観覧する事も可能です^^

北大路橋から御園橋間を行列が通るので、この区間の間で待ち構えましょう!

ここは並木道になっているので写真を撮るのにも余計な建物が映り込みにくいです。

鴨川への行き方は、京都駅から地下鉄烏丸線で「北大路駅」で下車。

北大路通りを東に行くと鴨川に出る事ができます。

葵祭おすすめ観覧場所 下賀茂神社・糺の森

平安時代の雰囲気を味わいたい方は下賀茂神社内での観覧がおすすめ!

下賀茂神社・糺の森の瀬見の小川越しにある馬場からは写真好きな方の絶好の撮影スポットとなっています。

ただ、ここはやや混雑しますのでその点はあしからず。

景色、雰囲気重視の方にオススメという感じです。

森の中を進む行列は、現代っぽさのある余計なものがないので雰囲気はかなり良いですよ♪

行列の来る2時間くらい前に場所取りをすれば最前列を取れる可能性が高いです!

葵祭2019の交通規制情報

葵祭の交通規制についてもチェックしておきましょう。

葵祭の開催中は市の中心街に交通規制がかかります。

午前の部の交通規制は以下の通り。

京都御所 出発(午前10時30分)
堺町御門
丸太町通
河原町通
下鴨神社到着(11:40)

この順番で交通規制がかかりますのでご注意ください!

続いて午後の部です。

社頭の義・出発(14:20)
下鴨本通
洛北高校前(14:40)
北大路通
北大路橋(14:55)
賀茂川堤
上賀茂神社到着(15:30)

上記のように交通規制がかかります。

周辺まで車で来てしまうと、大回りをしないといけなくなったりして時間を取られてしまいますので、公共交通機関を利用する事を強くおすすめします!

丸太町から北には駐車場所はないと思っていた方が良いです。

どうしても車で来たいという方は、京都駅周辺の駐車場を利用して、近くまでは電車で来られることをおすすめします。

 

この記事をまとめると…

・行列の穴場観覧スポットは混雑を避けたいようならば鴨川沿いか、歴史ある風情を味わいたいようであれば下賀茂神社・糺の森がおすすめ。

・当日は交通規制が敷かれるので電車の利用がベスト。車を使われる方は京都駅周辺の駐車場を利用しましょう。