家事

カセットコンロのボンベは何時間もつ?災害時の備蓄本数は?

地震や台風で電気が使えなくなった時、火を使うのに欠かせないのがカセットコンロ。

普段我が家ではお鍋の時に使うのですが、そんなに何時間も使っているわけではないので、ボンベ1本で何時間くらい持つかというのは良く分からず…。

1本で何時間持つのかによって、災害時に備蓄しておくべき本数も変わってきますよね!

そこで、カセットコンロのボンベは何時間持つのか、そして災害時のために何本くらい備えておけばいいのかについてまとめました!

ぜひ参考にしてみて下さいね^^

カセットコンロのボンベは何時間持つ?

カセットコンロのボンベといえば、Iwataniが有名ですよね。

そこで、Iwataniのボンベはどのくらいの時間持つのかリサーチしてみました。

ご使用の器具(こんろ等)のガス消費量によって異なりますが、目安としては、3.5kW(3,000kcal/h)のこんろの場合、強火で約1時間です。これは最大火力での連続燃焼時間です。

出典:http://www.i-cg.jp/

公式HPでは、1本のガスボンベを最大出力で使った場合は約1時間と書かれていました。

どうでしょう?思ったよりも短いと思いませんでしたか?

あくまでも最大出力で使用した場合ですし、ガスコンロの種類によっても

3,000kcal/h、2,800kcal/h、2,500kcal/h…と色々種類がありますので、火力を弱くすればその分長い時間使う事はできます。

カセットコンロのkcal/hの数値が高いほど、火力は強いですがボンベの消費量は多くなります。

災害時の事を考えると、そこまで火力が強すぎるハイスペックな物ではない方が良さそうです。

災害時に備えてガスボンベは何本くらい備蓄しておくのがベスト?

1時間で約1本のガスボンベを消費してしまうことが分かりました。

実は大災害が発生した時、実は電気・水道・ガスの中で一番復旧に時間がかかるのがガスなんです。

例えば東日本大震災の時はガスが完全に復旧するまでにかかった日数は34日!

約1ヶ月もガスが使えないという地域もありました。

ですので、温かい料理をするのに不可欠なガスボンベは多めに備蓄しておく必要があります。

3日間、夫婦2人、乳児1人、子供1人、高齢者1人で過ごす場合にあった方が安心なガスボンベの本数は8本と言われています。

ガスボンベはだいたい3本セットで売られている事が多いと思いますので、3セットは備蓄しておくと安心です。

その他にも参考までに災害時に備えて備蓄しておきたいものをまとめておきます。

・水 水45L給水タンク2個給水袋2袋

・食料品  レトルトご飯45食分 缶詰(さばの味噌煮、野菜など)15缶 レトルト食品(冷凍食品)15個 缶詰(果物、小豆など)3缶 加熱なしで食べられる食品(かまぼこ、チーズなど)5個 栄養補助食品15箱

・調理補助品 カセットコンロ2台 カセットボンベ8本 マルチツール(缶切り・ナイフなど)1個

・清潔品 簡易トイレ75回分 トイレットペーパー12ロール ティッシュペーパー1パック(5個入) 大型ビニール袋・ゴミ袋適宜 除菌ウェットティッシュ1箱(約100枚)

・薬・救急用品 常備薬・市販薬各1箱 救急箱1箱

・情報確認手段 携帯電話の予備バッテリー携帯電話の台数分 手回し充電式などのラジオ1個

・日用品 懐中電灯2個 乾電池50本ライター マッチ1箱 ロープ1本 ガムテープ2巻 軍手5組

・衣類等 使い捨てコンタクトレンズ1ヶ月分

妄想主婦
妄想主婦
思っていたよりたくさんの備蓄品が必要なんですね…。

ガスボンベの使用期限はどのくらい?

「ガスボンベをたくさん買っておいても、普段あまり使わないから使用期限が過ぎてしまったらもったいないんじゃ…?」

とお考えの方もいるかもしれません。

でも、ご安心ください♪

ガスボンベは、特に錆が無いようでしたら製造日(缶底に西暦年月日で印字)から約7年は使うことができます!

長期間備蓄しておくことができますので、買いだめしておいても無駄にはなりませんよ^^

カセットコンロのボンベの必要本数│まとめ

災害時にカセットコンロのガスボンベを何本備えておいたら良いのか、また使用期限はどれくらいなのか、1本のボンベでどのくらいの時間火が使えるのかについてまとめました。

思っていたよりも使える時間が短い事。

また思っていたよりもたくさん備蓄しておかないといけない事がお分かりいただけたかと思います。

使用期限は約7年と長いですので、もしもの時のために備えておいて損はないですよ!